2012年11月18日
「全人的医療の本質」講演会に参加して
本日は船戸クリニックの20周年記念講演会を聴講してきました。
午前中は今では誰もが知っている言葉「癒し」という言葉を作ったと言われていている、文化人類学者上田紀行先生のお話し。その先生はスリランカでの悪魔祓いという行事を見たことがきっかけでさまざまな気づきを得られ、約25年前に「癒し」という言葉を作られたそうです。その頃は、癒すという動詞はあったけれど、癒しという名詞は存在しなかったのだそうです。
その先生は、ダライラマにもお会いする機会があり、日本仏教再生運動に取り組んでいらっしゃるのだそうで、なんと日本には日本にあるコンビニの2倍の数ものお寺が存在するのだそうです。
死の話や精神的な話などいろんなことが話されましたが、私が心に残ったのは、心の病の原因は孤独であり、最近ではそれによる、無差別殺人なども見られ、今の子供たちが、それを見て心の病気、孤独の先に無差別殺人があると受け入れられてしまうのではないかと危惧していらしゃって、スリランカのようにそんな悪魔に取りつかれても、悪魔払いで治るという風習もいまでは見られない、日本では危機的問題だ!とおっしゃっていたことです。
いじめもそうですが、意外と子供の問題より、大人の中にも存在し、それを見た子供が同じ行動を起こす・・・
自分の子供がいじめられるのは困るのに平気で、大人の世界では優越をつけたり、村八分的なことを行ったり、いじめをする・・・大人の責任は大きいとおっしゃっていました。
二人目は、ソニーにてコンパクトディスクを開発され、エンジニアだった方が退職後、瞑想や医療改革、そして経営コンサルタントなど幅広くされている天外伺朗先生のお話しでした。死を直視しないため、死のモンスターにとらわれている人がほとんどの今、自分自身で死と直面する瞑想をおこなうことで、等身大の死をしりワンランク上の生き方をするという話でした。
またモットーは遊び、楽しみながら何事にも取り組むことだそうで、とっても面白いお話しでした。
3人目は西洋医学、中国医学そして代替医療を取り組んだホリスティック医学を提唱される、帯津良一先生のお話しでした。
先生は医療現場それ自体も患者様に近づくにはどうすればいいのか?と考えたとき、自分たち自身が患者さんより死にちかいことではないかと考え、毎日先生は最後の日と考えて最後の晩餐ではないですが、夕食はこれがさいごかもしれないと考えて召し上がっていらっしゃるのだそうです。
また日々パワーアップをモットーとされていて、死ぬまで心に熱いものをもって最後までパワーアップしてあの世に行くことが目標だそうです。医療の検査値だけが健康のバロメーターじゃない!とおっしゃってました。
お3人ともとてもユーモアもあって、とても面白く、また興味深いお話しが聞けました。
船戸クリニックは統合医療もですが、在宅の患者さんもたくさんいらっしゃるので、死のとらえ方に関するお話しもたくさんでてきましたが、どうやって死にたいか?を1通りと言わず、いろいろ考えることは、人生をワンランク、またはもっとうまく生きる手段となると何度もおしゃっていました。お年寄りだけの話ではなく、これからいろんな経験をする20代の方にとってもとても大切であり、また経営や商売などを上げるきっかけにもなるそうです。
本日は、とても有意義なお話が聞けたので、すこしでもおすそわけできたらいいなと思います。
難しい話題ではありましたが「私の生き方、私は何をしたいのか?」という演題での講演はたくさんの方がお見えでした。
ちょっと自分について考えてみる価値があるかもしれないですね
最後に少しだけ商品のご案内です
Herbedure(エルブデュレ)」シリーズより
●マイルドクレンジングジェル 145ml 2、625円
ジェルタイプのメイク落とし。汚れを浮き上がらせてさっぱりと洗い上げ、ネロリウォーターがしっとりとうるおいを与えながらメイクを落とせて洗い流せます。
●ハーブエキストラソープ 65g 1、575円
11種類のハーブエキス、植物油、植物バターを配合したしっとりしたフェイスソープ。洗い上がりの肌にうるおいを残します。
Herbe「エルブ=ハーブ」と、Dureは「持続」を意味するDuree(デュレ)という言葉から名付けられたオーガニックスキンケアブランドです。
ジェルタイプのクレンジングが好きでこちらを使い始めましたが、使ってみてその良さが実感できる商品です。香りも強くなく、洗い上がりもつっぱらないし、ツルツルした感触がやめられません♪スッキリ~☆
皆さんにもおすすめの商品です♪♪