2013年01月12日
みかんの皮の話の続き~中医学編
こんにちは!本日もLa Neigeはオープンいたしました。よろしくお願いいたします

先日のミカンを乾燥させて作ったバスソルトに関係して陳皮を中医学的に考えてみたいと思います。
陳皮は理気薬に分類されます。体内の気のめぐりが悪いと腹部膨満感、月経不順、胸悶、咳、たんなどなどさまざまな不調が感じられるのですが、気をめぐらしてくれるものを理気薬といいます。一般に、芳香をもち温性のものが多いのが特徴です。
陳皮は味は辛、苦、そして温性で脾、肺経に入ります。
そのため膨満感や嘔吐、吐き気など脾胃気滞証の要薬です。
また脾は生痰の源、肺は貯痰の器といわれ、白っぽくてねばねばした痰が多く出るときの要薬ともいわれます。
ふだん捨てているみかんの皮!いろんな効果がありますね。
お茶にいれてもおいしいですし、お風呂にいれてもあったまって、香りで気も上手に巡らしてくれるかもしれないですね

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